札幌南調査事務所　未来の探偵業を創造しています　浮気調査　行方調査　素行調査　付郵便送達調査　従業員不正調査　盗聴器検索調査　指紋筆跡鑑定

　旧年中は、皆様より格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。

　新型コロナウィルスの猛威は一旦鳴りを潜め、あるいはワクチンの普及などによって安心感が広まり、もはや過去の事となりつつあります。弊所へのご相談も、コロナ以前より多くなりました。受注枠を超えていたタイミングで事情をご理解いただいたお客様には、大変申し訳なく思っております。

　調査員の増員を検討しているのですが、慎重を期しているというのが現状です。私達の業界は、知識、技術、秘保への理解、体力、一定の法知識などが求められます。「探偵になりたい」という人は多いですが、現場で独り立ちできるまでに成長する人物は、希望者の１割を切るでしょう。現場で求められるスキルに満たない調査員を稼働させた場合、調査対象者へ違和感や警戒を与え調査継続困難な状況に陥ったり、現場で法を犯すような事があれば弊所の運営に影響が出ることは言うまでもありません。この様な事が無いよう、情勢を判断しながら受注枠の拡大を検討していきます。なお、近年の探偵業者に対する行政処分状況では、次の様な事例があります。私達はこれらを反面教師として自分を律していくのみであります。

業者所在地	処分理由	処分内容	処分年月日
宮城県	代表者が欠格事由に該当	営業廃止命令	令和２年12月４日
神奈川県	建造物侵入	指示	令和３年４月７日
愛知県	変更届出違反	指示	令和４年８月26日
東京都	警察官を詐称、建造物侵入	営業停止67日	令和５年10月27日

　さて、昨年の年頭挨拶において、「現場活動力の向上」というお話しをいたしました。調査現場の様々な場面で求めらる全体的なスキルの向上を目標としてきました。かく言う私も、人員が限られる遠方調査という厳しい環境下で調査に着手し、睡眠が取れないといった状況でしたが、それなりの成果を上げられたのではと考えています。ただし、現場活動力の向上は常に永遠の課題であるということも改めて痛感しました。また、残された課題は、現場活動力の根幹となる技術、判断力を後進に伝える方法についてです。調査現場で私達が行っている作業は、調査員の感覚に頼る様な、ある種の職人仕事に似た側面がありますが、再現性の無い仕事は廃れてしまいます。これもまた昨年記したことですが、現場での諸活動の方法を記した教本の作成を継続し、実地訓練等を通して調査員を育成し、全てのお客様にご満足いただけるよう、努力を続けていきます。

　昨年は、弊所が提供するサービスとして新たに「撮影地特定サービス」のご提案を開始しました。私達が不貞調査等で日頃行っている、“写真が撮影された場所を特定する”作業を１つのサービスとして独立させた形です。私達が提供するサービスを拡充し、より多くのお客様のお役にたちたいという思いを胸に、今後も新しいサービスを考案していきます。

　今年は弊所を立ち上げ、同時に「Investigation Service」という調査ブランドを開始してから８年目を迎えます。どんな社会でも８年目は新人ではありません。社会に対する責任、お客様に対する責任を一層自覚し、より強い、より確実なInvestigation Serviceを実現していきます。

　今年１年、皆さまがご健康でご多幸でありますよう、心よりお祈り申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。

令和六年元旦

札幌南調査事務所
　所長　湯原栄和

札幌南調査事務所
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年頭のごあいさつ

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